2007年09月30日

ニコンFE・オリンパスPEN-EE3修理【モルト交換】

本日は娘の運動会で
(本業が)売り出しの日だったんですが無理を言って
わざわざお休みを頂いたのに…朝から雨降り(-_-;)
去年は小雨だったので強行したらP1010093.JPG
途中から大雨が降り、半分延期という
なんとも中途半端な運動会でした。
それに比べるとまだマシですが
「少し速くなった」と自画自賛していた
50m走を見てあげたかったです。
(延期の日も売り出し日なので休みは取ってません。。)

と、個人的なお話は ほどほどにしまして(^^ゞ
今日は28日の金曜日に修理した2台のお話を。
しかし“修理した”っていうほどの難しい事はせず
2台共モルトプレーンの交換だけだったんです。

最初はニコンFE。1番左の画像です。
裏ブタを開けた上下の部分とミラーが当たる上の部分。
それだけだったので脂汗をかくこともなく
作業は終了。で、いつものように全体の清掃を
していたら ファインダーを覗くと
小さな黒いゴミが いくつか見えています。
う〜ん…モルト交換だけの限定修理だし
分解してまで清掃するのもどうなんかな…?と
考えあぐねていると、父が「これでやったらええねん。」
と、ホースがついた小さいピストル状の物を
指さします。本名が合っているのか分かりませんが
“コンプレッサー”と呼んでいる物で
空気を溜めて一気に放出させる機械ですね。
その空気を溜める時の音がまた すんごい音で。。
団地に住んでるんですが、下の階の人は
「何してはるんやろ?!」っておもてるハズです…。

近所迷惑でゴメンナサイm(_ _)mP1010094.JPG
おっと、話が脱線しかけましたね。
で、そのピストルでレンズを外したところの
スクリーンという上の部分に向かって
『バシュッッ』っと勢いよく空気を放つと
凄いもんです…さっきまで見えていた
いくつかの黒いゴミが見事に?ぶっ飛んでました(^^)v
ブロアーと呼ばれる手動のホコリ飛ばしでは
ビクともしないですけど、空気圧?風圧?が強ければ
分解しなくとも除去できるので便利だし
お客様に余計なお金を払ってもらわなくて済みますね☆

ニコンFEは午前中で終了し、
午後からオリンパスPEN-EE3のモルト交換。
実はファインダーの清掃もしたんですけど
集中してやってたら写真に収めるのを
うっかり忘れてしまいました?????????i?????U?????j
分解方法も簡単で巻き戻し軸を外して
3つのネジを外し上部カバーを そ〜っと開けたら
カバーに付いているリード線を1つ外します。
ファインダーの上にある黒い紙製のカバーを外し
1番前の黒い枠を取って清掃開始。
目視したら何にも付いてないように見えても
ファインダーを覗くと案外ゴミが残っているもんです。
何度も何度も拭いては覗き、拭いては覗きを繰り返し
ファインダーは とっても綺麗になりました♪

今回モルトの交換を2台したんですけど
分解せずに張り替えられる機種に関しては
修理をしたことが無い方でも作業的には簡単なので
充分自分で張り替えられるハズなんですね。
でも、スポンジ・カッターなど交換材料や
道具を用意するのが面倒で…って諦めてる方も
おられるかと思うので、数年先になるかと思いますけどP1010095.JPG
交換方法の指導付きで、モルト交換セット一式
なんかを提供できればな〜なんて考えたりもします。
まぁ修理が好きな方は もっと深い所まで
趣味で分解されてるんだと思うんですけど
機種によってはファインダーの清掃やモルト交換など
難しくないメンテナンスもありますので
分解に詳しくない方が修理費用をかけずに
カメラを使い続ける環境作りができれば…と思っています!
数十年後には修理教室でも開けたら良いなぁ〜
なんて密かな野望も抱いております^^;

posted by ユウ at 18:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニコン

2007年09月19日

ペンタックス ME(PENTAX ME)修理【MEのプチ復習とレンズカビ取り】

まだまだ蒸し暑く、
日本の四季から“秋”が無くなってしまいそうで
怖い今日このごろ…^^;

さて、本日は前回の修行と同じペンタックスMEでrenzu1.JPG
ファインダー付近のモルト交換をしました。
前回の様に半田を外したりしなくて良かったので
上部カバーを外せば良いだけでしたが
それだけでも、充分復習になりました。

巻き戻し軸を外し、下のダイヤルが
ASA100の位置でカニ目を普段通りに緩めます。
以前は良く回し方を しくじって
カニ目の溝の部分を少々変形させてしまったり
したものですが、随分コツが掴めて
溝を傷つけずに分解ができています。
(これが当たり前なんですけどね。。)

次は巻き上げレバー。フタもカニ目も逆ネジです。
輪っかを折り曲げたような金属を外し
黒いプラスチックの輪っかは くぼみの部分を
少しずらせば簡単に外せます。

あとはシャッターの部分が少〜し複雑?
いや、複雑とまでは いかないですけど
注意しておかないといけない点が
いくつかあります。
シャッターボタンの外側についている
黒いダイヤル(シャッタースピードのダイヤル?)のrenzu2.JPG
ゴマのような小さいネジを少し緩めたら
ダイヤルを動かす為に付いている、
白いポッチを落とさないように外します。
また、そのダイヤルを外したら
ネジではない細くて小さいクギのようなものを
抜き取り、ダイヤル下部にあるカバーを止めている
ネジを外します。…と、いっぱい書きましたが
外す時よりも、復元する時の付け方が ややこしいんです。
ここに書くのも ややこしいので今日はヤメときます(^^ゞ

MEのモルトを交換した後はレンズのカビ取り。
確か50mmのレンズだったので分解は簡単でしたが
なかなかしぶとい相手(カビ)だったので
レンズの外側だけでなく、もうひとつカニ目の
リングを外してじゃないと清掃できない内側にも
カビが生えていて苦戦しました。前玉も後玉も。
よ〜く見ると光の加減や角度によって
うっすらとカビや曇りっぽいものが残ってしまいましたが
『できるだけ清掃』という形で終了しました。

日本のカビはレンズが大好きみたいで
仕舞い込んでおくとイチコロのようですね。
父に言わせると、やはり時々取り出して
裸で壁に引っ掛けておくのが1番だそうです。renzu3.JPG
大事なカメラやレンズだと
大切に大切に…って思っちゃいますけど
時々は空気に触れさせないといけませんね。

今日見た夕刊にライカという外国産の
1番新しい初の?デジカメが載っていました。
価格は50万円台\(◎o◎)/
確かに分解の修行を始めてから
『こんなに細かい造りになってるんやな〜』と
感心しきりですが、ここまで高いとは。。凄いですね。
でもマニアの人にしたら『こんなもんやで♪』って
思ってらっしゃるかも(^_^;)
posted by ユウ at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | レンズ

2007年09月15日

ペンタックス ME(PENTAX ME)修理【リード線リベンジ】

通り雨が多くなり、随分涼しくなりましたがpentaxme1.JPG
まだまだ半袖で調度良いこの頃。
皆様いかがお過ごしですか?

昨日はシャッター不良修理とモルト交換が必要な
ペンタックスのMEというカメラを分解。
そう、以前 今まで分解した中で1番リード線の多かった
ペンタックスMEスーパーの親戚です。
どっちがどっちか忘れましたが
確かMEがオートでしか撮れなくて
MEスーパーがマニュアルとオートで撮れるとかなんとか…
その辺は また勉強しておきます^^;

まず最初にシャッター不良を直すべく
いつものようにミラーBOXを外せる所まで
分解していきます。
MEスーパーも同じだったかと思いますが
巻き上げレバーのフタとカニ目、
セルフタイマーの部分が逆ネジです。
今回は硬すぎて回らないネジも無く
順調に作業が進みました♪

さて、相変わらず身構えてしまうリード線ですが
外す前に線の色と場所を簡単にメモしておき
半田を外して行きます。外すのは問題なし!
やっと手がプルプル震えなくなりました。P1010038.JPG
ちょっと成長かな(^^ゞ

シャッター不良の原因となる可能性が高かったのは
ボタン電池の向きが逆になって入っていたからだと
父は言っていました。でも それだけが原因かどうかは
分からないので、ちゃんと分解をして
通電する金属?の部分をヤスリでこすり清掃したり
ミラーの軸の駆動部分に注油します。

このあと、モルトを交換しましたが
裏ブタを開けた部分の上下、よく見かける部分の
モルトだけではなくて 細かい部分も含めると
上記以外に6箇所もあり、全てを交換。
その6箇所はピンセットで摘まむと
すぐポロポロ取れる状態でしたが
ミラーがあたる場所のモルトは劣化していなかったので
そのままにしておきました。

さぁ、それでは恐怖?の復元です。
恐怖というのは勿論リード線の半田付け。
MEスーパーの時は外しただけで終わりました。
今回は父の助け舟もなく、半田付け開始。
しかし何故か前よりも恐怖心は無くなっていて
プリズム近辺の4箇所・3箇所、
下部カバーを開けたところの3箇所を
イモ半田ながら、なんとか付けることができましたよ!!pentaxme2.JPG
いやぁ〜密集してる4箇所も少し付けにくかったですが
自分で付けられたので、これからの自信になりますね(^^)

ペンタックスはSV・MEスーパー・SP・MEと
4種類分解しましたが、造りがよく似ていて
分解しやすいです。
でも慣れた頃に大きなミスを起こす事が多いと思うので
いつまでも緊張感を持って修行に励みます!!
タグ:pentaxME
posted by ユウ at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年09月06日

Gズイコー35mm/2.8修理【ひたすら お掃除…の巻】

本日は非常によく汚れているレンズの清掃をしました。
といってもレンズにカビや汚れは多少ありましたが
フィルターや外側の黒い筒の部分の汚れが激しくて。P1010001.JPG

Gズイコー35mm/2.8というレンズで
画像を見てもらっても分かると思いますが
構造は複雑ではないし、絞りも正常に動いていた為
分解自体少なくて済んでいるんですけど
レンズも完全にカビの取れない面が1箇所ありましたし
黒い筒の部分にもカビのような白い汚れが
かなりこびりついていて取れにくい!!

午前中、父が外出している時には
どこまで力をいれたら 塗装がげるかとか
(実際には焼き塗装?だから ほぼ剥げない)
分からなかったので、筒の汚れは取れないものだと思い
諦めていたのですが父が帰ってきてから
結構力を入れると取れるというのが分かり
再度チャレンジ(^o^)/

ピンセットで挟んで巻きつけているペーパーが
破れて傷をつけてしまっていないか?!って
心配になるぐらい、結構な力を入れてこすると…
部分的にうっすらと白いものが残りましたが
随分綺麗になりました♪zuiko.JPG

実は このレンズ以外にも
カメラ本体・ズームレンズがあり
3点とも『父が今まで見た依頼品の中で最高』
というぐらい素晴らしく汚れていたそうです。
色々事情があり、もう使う事は無いだろうと
数年間仕舞い込んでいたらしいので仕方ないですよね。
で、最後はカメラ本体に付いていた革製の紐にも
白いカビが沢山見られましたので綺麗に拭いて終了。
あまりにも綺麗になったので父と二人して
『お客さん、きっとビックリしはるで』って
ニンマリしてました(^^ゞ

今日も分解は父が先にしていたのですが
復元の際には『恐らくここに ここを入れるんやな』って
予想しながら教えてもらえたし、
絞りのレバーを噛み合わせて はめ込むとか
詳しい事も聞けたので 少しずつ知識は増えていってます!!

しかしながら、復元前に2つ並んで止まっているハズの
ネジが片方しかなくて机の上に落ちていたんですが
明らかにスカスカのネジなんです。
恐らく、形だけ穴に入っていたような感じ。
これって最低な行為ですよね。1つネジを失くしてzuiko2.JPG
合うものが無いから頭のサイズだけ同じようなネジを
入れといた…なんて(*_*)
だから、何百個ぐらいある小さい予備ネジから
合うものを探してつけておきました。
前にも書きましたが、お客様に見えないからといって
不正は いけません!
自分で分解できないお客様が修理を依頼してくる訳ですから
中を見れないのが分かっているし余計に悪質です!!

父が悪質修理職人じゃなくて良かった^^;
posted by ユウ at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | レンズ