2008年06月18日

キヤノン キャノネット(Canon Canonet)修理【見積もり&実践編】

今日は初めてのキャノネットのお話ということで
早速分解実況スタート!と、その前に。。
外観や大きさなんかはコニカオートS2に似てますが
今回、私がこのカメラを気に入った部分は
上部カバーに書いてある『Canonet』というカッコイイ文字と
巻き上げレバーがボディの底にあること!!
巻き戻し軸も底ですよね。上にはシャッターボタンしかない。
とても斬新。でも巻き上げレバーを上手に回さないと
歪めてしまいそうで、ちょっぴり怖いです^^;

P1010834.JPG

さて、このカメラはファインダー内の部品が
取れかけているか取れてしまっている のと、
シャッター不良という故障状態でした。
まず私は底にあるコイツが
何なのか分からず革を剥がそうとしますが
面積が狭い・丸い・破けそう…なのになかなか剥がれない。。
これは最後に聞いたんですが、裏ブタを開けるボタンを
勝手に押してしまわないように、ロックをしておくもの。
やっとこ半分まで剥がして2つのネジを外しました^^

話を元に戻して…
ファインダー内の部品が取れていたのは
『フレームミラー』という部分で真ん中にある
大きな板が外れていました。これは、父がいつものごとく
チャチャっと付けてくれました。
それから、シャッター不良を直すべく分解していくんですが
こ〜れがまた難しい!全て分解した部品を
見てもらえれば分かると思うんですけど
なかなか沢山あるでしょ?(私にしては沢山です。。)

P1010839.JPG

比較的、絞り羽根やシャッター羽根を組むのは
速く済んだんですが、それ以外の部品は
復元するときにプチ仕掛けみたいな復元方法で
父にやり方を教えてもらっても「う〜ん…」って
うなってる事しばしば。
なんだか あっちにもこっちにも
難しい復元部分がありすぎて、細かい表現ができないんですが
レンズの1番外枠?の細い棒が付いてる部分ありますよね。
あの棒とリード線に気をつけつつ、差し込むだけなのに
「何回やっとんの?!」って自分で突っ込みたくなるくらい、
何度やってもダメで。。
(棒の先に付けた部品の小さなビスが
きちんと閉まっていなかったのが原因でした)

P1010845.JPG

あと、絞りリングだったかな?最後の方で回り方が
硬かったので、棒の付いた部分を取り外して
中を清掃したんですが(先ほどの記述と順序が逆ですね(-_-;))
また簡単そうな復元なのに、パカっとフタをするだけで
良さそうなのに、なのになのに…何故だか閉まらない〜(+_+)
フタの方にクルっと動く部品が付いていて
それを溝に入れながら、リード線も切らないように気をつけて…
これが やっとの思いで組めたって感じですね。
まだまだ未熟もんです(>_<)

他には、ヘリコイドグリスを入れ替え
ファインダーの清掃・モルトの交換を行いました。
少し残念だったのはボディを拭いてもピカピカに
なってくれなかったこと。
画像ではわかりにくいかもしれませんが
銀色のボディ部分は ほとんどザラザラとした感触になっていて
砂をちりばめたような感じなんです。。
これもなんとか擦れば取れるかなぁ?と思って
傷つけないように頑張って清掃してみましたが
全く取れない状態でした。。

P1010849.JPG

でも、とてもとても大事なカメラだそうで
そんな大事なカメラを こんな私に触れさせてくれて
本当に感謝しています。とても勉強になりました。
M様、有難うございました<(_ _)>
また是非、小中学生の頃のように
撮影を楽しんで下さいね\(^o^)/

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posted by ユウ at 02:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | キヤノン

2008年06月12日

オリンパス PEN-EE2(OLYMPUS PEN-EE2)【お見積り&修理編】M様

微妙に日記の更新が遅れ気味な今日このごろ。
蒸し蒸しと暑い日で風ひとつない…と思えば
ひんやりした風がぴゅるぴゅる…皆様体調崩されませんように。
明日から娘は学校のプール開き!
昨年は「目を開けずに泳いでいる」という
ある意味衝撃的な事実が発覚し、度肝を抜かれた母ですが
今年こそ塩素?満開のプールでバッチリ目を開けて
クロールを頑張ってくれたら と思います(笑)

P1010827.JPG

さて、本日はオリンパスPEN-EE2!
PENシリーズは少し前に連続して修理させて頂いたので
分解の仕方なんかは 
ほとんど父に聞かなくてもできるようになりましたが
時々巻き戻し軸が固くて回らないと
『これって真ん中のネジ外さなあかんのかなぁ?』とか
レンズ前のプラスチックが これまた固くて回らないと
『横に小さいネジが付いてるやつやったかなぁ?』なんて
まんまと騙されてしまいます。。
すみません、まだまだ低レベルで(^^ゞ

こちらのEE2は高速シャッターが使えないとのことで
分解前、父に原因を確認して貰いましたが
恐らくEE機構部の汚れが原因ではないかと。
ということで、分解していきましたが
いちいち父に聞くことなく分解できるのは
黙々と作業ができて嬉しい!
それに“父の手を止めずに済む”ということで
気が楽なんですよね^^;
別に聞いたって普通に答えてくれるんですけど
私には父がどんなに複雑なカメラやレンズを
修理してるってのが、分からないので
(自分が修理したことのあるカメラなら分かりますけど
 全く触ったことのないカメラだと
 ただ拭いてるとかモルトを交換してる以外は
 かなり声を掛けるタイミングを見計らっています)
できるだけ聞かずに修理できたら…とは思ってるんです^^

P1010828.JPG

おっと、話を元に戻して。
とりあえず前のレンズ内部にカビが生えていたので
先にレンズと絞り羽根を清掃してしまいます。
この絞り羽根なんかも少し前までは
ちびワッシャに あわわ…となりながら
復元していたんですけど、やっとこチャチャっと
できるようになりました(^^)
そのあと、EE機構部を1つ1つ分解し清掃します。
この部分も復元する時にバネがどこへ掛かっているかとか
付いてる部品の裏表さえ分からなかったり
かなり時間が掛かっていたんですけど
もうほぼ自分一人で復元しましたね。ちょっぴり成長☆

このあとシャッター羽根の動きには問題無かったんですが
前から見ると ほんの少〜しだけ羽根にカビらしきものが
生えていたので、ここも分解すると
羽根をサンドしている部分が
サビているような いないような、
カビのような そうじゃないような、
そんな感じで羽根の跡形が部品にくっきり。
薬品で拭くだけでは取れなかったので、
父が「もしかしたら、どこかから水分が入ったんかも」
なんて言ってました。
羽根自体は前から見た軽いカビだけだったんですけどね。

P1010830.JPG

それから復元して、露出計を調べていると、なんだかおかしい。
父に見てもらうと、赤ベロを出す部品の付け方が間違っている…と。
向って右側にある金色の金具の下に
(上だったかな?まだよく分かってない(-_-;))
赤ベロ部品の飛び出た部分を入れないといけないのに
そんなところ気にもせず組んでしまっていて。。
カメラの構造を分かっていない故の悲しい間違いですよねぇ。。
でも!もう次やるときは大丈夫!上か下かは忘れましたけど、
『ここに注意して付けないといけない!!ってことは
頭にインプットできましたので^^ってお恥ずかしいお話です。

あと、ファインダーの清掃とモルトを交換して終了ですが
このお客様は もう一台、キヤノンのキャノネットも
私指名で修理を依頼してくれています!
2台も私指名だなんて、感謝感謝で涙が出ますね(ToT)
キャノネット…久し振りの修理初体験機種です!
ちょっぴりドキドキですが、また次の日記にUPしますので
乞うご期待?!です(^o^)/

追伸
PEN-EE3の修理を日記にUPできませんでしたが、
直接お電話でお話したときに「応援しています!」
と仰って下さった東京都のT様、有難うございました^^
気持ちがこもっていて、とても励みになります!
頑張りますので、これからも応援宜しくお願いします<(_ _)>

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posted by ユウ at 02:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | オリンパス

2008年06月03日

ペンタックス SP(PENTAX SP)修理【お見積り&修理編】

風邪をなんとか前日頃に治して
5月29日、私の愛するaikoさんのライブへ行って参りました!
これまで8年ほど欠かさず 大阪の本公演と追加公演、
スタンディングライブに行ってたんですが
ちょっと事情がありまして、この5月を最後に
当分行けなさそうなこともあり
とてもしみじみしながら前から8列目の左側という
なかなか良いお席で愛ちゃんをみつめていました。
とても可愛かったです☆
そして、もうあれから数日間も経つのに
軽〜く ふくらはぎが痛い今日このごろ。
今回は首・肩・腕・足と
バラバラに筋肉痛がやってきました…なんででしょ?(笑)

P1010805.JPG

さて、本日はペンタックスSP。このカメラの故障箇所は
巻き上げができない、電池が液漏れを起こしていて
電池蓋が開かないし、露出計も動かない という感じです。
巻き上げができない理由は下部カバーを開けるとすぐ原因が分かり
(何かのショックで引っ掛かってないといけないハズの針金が
 取れてしまっていたんです。)修理完了。

あとは、電池蓋が開かない。これはたぶん初経験の故障状態…
まず下部カバーを開けたところの電池BOXが
接触する部分、こちらも青サビ?で腐食していますし
電池ブタの丸い部分に何度か薬品を垂らしましたが
蓋はビクともせず、開いてくれる様子なし。
ですので、結局父にお願いし最後は半分“力ずく”で
電池ブタを開けました。
光が反射してしまって、画像がちょっと分かりにくいですけど
入っていた電池の周りにも青サビくん、
電池を入れる部分と もちろんフタにも青サビくんが
びっしりこびりついてました(◎o◎)

P1010808.JPG

さきほどの電池BOXが接触する部分と、
電池以外の青サビを綺麗に取り除くんですが
一番難儀したのは、フタでした。。
他の部分は針で優しくカリカリしたり、
薬品で拭けば簡単に除去できましたが
フタについてた青サビは、結構力を入れて削る感じじゃないと
取れなかったんですね。その時、コーティングしてある
シルバーの部分が一緒に剥げてしまい、
中の金色の部分が出てきてしまって焦りましたが
父に聞くと支障ないそうなので…ホッとしました^^;
でも横の溝にもびっしりサビが詰まっていたので
針でその数本の筋を綺麗にしていったんですよ^^

P1010811.JPG

やはりその電池の液漏れをきちんと清掃してあげると
露出計は見事に復活!!なんとも嬉しい瞬間ですよね(^o^)
ほんとカメラって凄く凄く古いものでも
しっかり動いてくれるのがほとんどで、感心します。

今回、このSPと同時期にSVを私指名で依頼して下さった
S様というお客様がいらして、そのお客様は
お父様から代々使用されているSVを次は息子さんにも
受け継がせたいとのことでした。
たまたまお電話でやりとりさせて頂いたんですが
修理完了したことをお伝えすると、とても喜んで下さって
「息子も楽しみに待っています!本当に有難うございます!」
と仰って下さり、本見積もりのご連絡をさせて頂いた時も
「応援してますので、頑張って下さい!!」と
直接応援の御言葉を頂戴しました^^
とっても照れましたが、凄く気持ちがこもっていて
お客様から、素晴らしいパワーを分けて頂きました。
私って『ほんと幸せなお仕事をさせてもらっているんだな』
と実感した出来事で、とても嬉しかったです!
有難うございました<(_ _)>

P1010820.JPG

ただ、ブログをいつもご覧下さっているとの事だったんですが
このSVは外観も綺麗でしたし、幕やリボンも
まだまだ丈夫でしたので、大掛かりな修理が必要なく
これまでにUPしたSVの内容と被っても…と思い
画像を撮らず修理を終えてしまいました。ごめんなさい。
(もちろん、ミラーBOXを外せるところまで分解し
各軸に油を差した後、ファインダーの清掃やモルトの交換等を
行い、シャッタースピードの調整も行なっています)

でも、日記を“UPしない”ということは、
・同一機種の数をこなせてきた
・ある機種の修理に随分慣れてきた
という証だと思いますので、ご了承頂ければ幸いです(^^ゞ

それでは、SPのお客様もSVのお客様も
撮影を楽しんで下さいね!!有難うございました\(^o^)/

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posted by ユウ at 23:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス