ペンタックスSVのお話を。
そう、過去に2回悪戦苦闘したSVさんです。
巻き上げ不良&シャッター不良だったので
いつもの様に巻き戻し軸・巻き上げ軸
シャッターダイヤルなどを外し
シャッター幕が巻きついている軸に
油をさして何度かシャッターを切り、
油が馴染むのを待っていたのですが
そこで父が一言…『幕から光漏れてないか?』
え?いつもと段取りが違う??
裏ブタを開けて幕をライトにかざし覗いてみると…
なんと無数の小さな穴から光が〜(>_<)
ということで、シャッター幕を
貼りかえる作業に取り掛かりました。
右側の写真は幕を根元から切り取って
根元の金具部分に残っている幕の生地を
カミソリで取り除いているところです。
薬品をカミソリにつけて、数ミリの溝を縦にガシガシ。
この動作を数十回行ったでしょうか。。
時間にすると、30分?小1時間?
ちゃんと時計は見てなかったのですが
結構長い時間掛かって綺麗に取り除きました!
で、元の幕の長さを正確に測り
代用品で幕を作成し、金具に取り付けようとしましたが
その前に金具の横に付いてるリボンが変な動きをしている…
よく見ると外れかけているではないですか!!
という訳で、上下のリボンも長さ等を測り
付け替える事になりました。
今日のこの作業も細かくて地味なことばかりを
していましたが、きちんと修理して使えるようになった
カメラを手にしたお客さんが喜んでくれると思うと
頑張ってしまいますよね(^^)v
上記の幕は確か先幕(前幕)で
後幕のリボンも状態が悪かった為、
同じく付け替えました。
このあと、幕が付いていた軸に復元する作業は
私には難しいと思ったのか無言で父が代わってくれ
その間に私はボディの清掃と、ミラーBOXの
注油などを行なっておりました。
そこからまだモルトの張り替えや
なんやかんやが残っていたので
私が復元するまで時間が掛かるのを気遣って
『残りは お父さんがしとくから』と
中途半端な形で その日の修行は終了しました。
こういう時は少し複雑な心境です。。
余談ですが、この日の前日に
全く別の用事で某書店に行き
たまたま修理関係の本をみつけ、勉強になるかと思い
レジへ持っていくと、レジのお姉さんが
『カメラの分解をされるんですか?』と
書店の店員さんとしては珍しく接客用語以外の
声掛けをされました。
で、今の私の状況を軽く説明すると
『私もペンタックスが旭光学の頃のカメラを持っていまして…
いつかお世話になるかもしれませんね(^^)』と
笑顔で応対してくださいました。
なかなか大手の書店で こういった会話を交わす事なんて
思ってもみなかったので、か〜なり感激したのと
こういう時、名刺があれば
いつか皆さんのお役に立てるのに…と
ちょっぴり後悔したので、
パソコン教室で名刺作成の勉強をした母に
早速、私の名刺を作ってくれるよう依頼しました!!
きちんと名刺屋さんに依頼しないところが
庶民的な修理屋さんを象徴してるでしょ?!(^^ゞ
あ、日記の更新が1週間遅れになってしまい
申し訳ありません<(_ _)>
明日も修行の日です!頑張ります!!
