おかげさまで以前と比べて修理依頼の数が
どんどん増えてまいりまして
レンズ修理(標準レンズは除く)のお客様には
少しお時間を頂戴することになりました。
オートフォーカスのレンズやズームレンズ、望遠レンズは
かなり分解に時間が掛かるようで。。
御迷惑をお掛けしますが、レンズの修理依頼を
お願いしようと思われているお客様は
お時間が掛かる旨、ご了承下さいませ^^
さて、今日はオリンパスPEN-EES 2です!
PENシリーズは色々ありすぎて、相変わらず
どれがどれだか分からなくなっておりますが(^^ゞ
でもやはりよく似た構造のものが多くて
少し肩の力を抜きながら、分解できてるといった感じでしょうか。
(といっても、まだまだ緊張してますけどね)
で、このカメラの故障箇所は『露出計』。
ただ、残念なことが2つ。
私が修理できそうな状態じゃなかったのと、
その露出計を修理している画像が撮れなかったこと。
上の2つは関連しているんですが
今まで遭遇した露出計の故障は、もう全く手が出せない状態か
露出計付近が悪くて、なんとか教われば修理できていたんです。
でも今回は露出計の核となる部分?がダメになってたようで。
結局露出計の部分は父が全て修理してしまったのもあり
画像が撮れなかったんですね。
ほんとは、逆に「シャッターチャンス!」とも思ったんですけど
凄く細かい作業をしていたので、
気が散ると思われたらマズイなぁと。
ですので、みなさん。脳みそ妄想ver.でお楽しみください(^o^)/
ファインダーの横に付いている、丸い金色のフタの下に
露出計の核部分が入っているんですが、
ここの上のところ辺りに通電?してるか調べる機械
(通電かどうか分かりませんが、要するに反応があるか無いかを
調べるような機械です)
を当てて、リード線がダメなのか、核の部分がダメなのかを
確認すると、今回は核の部分がダメになってしまってたらしく
金色のフタの中から取り出したのは
綺麗な銅色の細いコイルがグルグル巻きつけてある裸の露出計。
こんなコイルなんて小学生以来久しぶりに見ました(・_・;)
これを修理する前に、父は まぶたに挟むタイプのルーペを装着。
(今、ルーペを調べたら『日本人は まぶたに挟むのが難しい』
と書いてありました(笑))
そのルーペ越しにコイルをじ〜っと見つめています。
やはりコイルが途中で切れてしまっているとのこと。
私は、そのコイルを見せてもらっていないので
どれだけ小さい部分か把握してませんが
かなり細かい作業を必要とするような感じです。
まず、半田を付けるのに半田が付きやすくなる薬品?を
その途切れているところに つまようじで塗り、半田で繋ぎます。
この作業、見てるだけで「イ〜〜<(`^´)>」ってなります(笑)
で、一度組み込んで きちんと露出計が動いているか確認して
絞り羽根を清掃してから、もう一度確認したら
また露出計の動きが鈍くなってる。
もう一度 父は先ほどの工程を繰り返し
また違う箇所に途切れたところがあったようで
再度半田で繋ぎました。
あんな大きな手で、あんな細かい作業をするなんて神業です^^;
でも時計の修理職人さんなんて、もっと細かい作業ですもんね。
凄いです。超神業です!!
と、今日の日記は私の出番がありませんでしたが
絞り羽根とボディ・レンズ・ファインダーの清掃、
モルトの交換を終えて、復元致しました。
以前も日記に書いた記憶がありますが今回の露出計の修理も
父曰く「こんな修理の仕方してるとこ、もう無いと思うよ」と。
やはり本来はメーカーで部品の在庫があれば
露出計の核部分だけでなく、ファインダーと露出計が
一緒に付いている部分を ごっそり取り替えてしまうらしいです。
でも、部品の在庫が無いので父は原始的?な修理をしています。
まぁこれぞ、職人技だと思いますし
私もできるだけ沢山の技術を習得したいです^^
このカメラの修理を依頼して下さったのは
私が住んでいるところからお近くのY様。
とても感じが良くて笑顔が素敵な女性の方でした(*^_^*)
明日…というかもう日付が変わっていますので今日ですね。
引き取りに来て頂けるそうです。
私指名のお客様で お持込みの方は初めてだったので
なんだか照れますね。でも桜が咲く前に間に合って良かった。。
是非とも春の撮影を楽しんで下さいね^^
今回も貴重な?修理内容を経験できました!!
有難うございました<(_ _)>
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