2007年09月15日

ペンタックス ME(PENTAX ME)修理【リード線リベンジ】

通り雨が多くなり、随分涼しくなりましたがpentaxme1.JPG
まだまだ半袖で調度良いこの頃。
皆様いかがお過ごしですか?

昨日はシャッター不良修理とモルト交換が必要な
ペンタックスのMEというカメラを分解。
そう、以前 今まで分解した中で1番リード線の多かった
ペンタックスMEスーパーの親戚です。
どっちがどっちか忘れましたが
確かMEがオートでしか撮れなくて
MEスーパーがマニュアルとオートで撮れるとかなんとか…
その辺は また勉強しておきます^^;

まず最初にシャッター不良を直すべく
いつものようにミラーBOXを外せる所まで
分解していきます。
MEスーパーも同じだったかと思いますが
巻き上げレバーのフタとカニ目、
セルフタイマーの部分が逆ネジです。
今回は硬すぎて回らないネジも無く
順調に作業が進みました♪

さて、相変わらず身構えてしまうリード線ですが
外す前に線の色と場所を簡単にメモしておき
半田を外して行きます。外すのは問題なし!
やっと手がプルプル震えなくなりました。P1010038.JPG
ちょっと成長かな(^^ゞ

シャッター不良の原因となる可能性が高かったのは
ボタン電池の向きが逆になって入っていたからだと
父は言っていました。でも それだけが原因かどうかは
分からないので、ちゃんと分解をして
通電する金属?の部分をヤスリでこすり清掃したり
ミラーの軸の駆動部分に注油します。

このあと、モルトを交換しましたが
裏ブタを開けた部分の上下、よく見かける部分の
モルトだけではなくて 細かい部分も含めると
上記以外に6箇所もあり、全てを交換。
その6箇所はピンセットで摘まむと
すぐポロポロ取れる状態でしたが
ミラーがあたる場所のモルトは劣化していなかったので
そのままにしておきました。

さぁ、それでは恐怖?の復元です。
恐怖というのは勿論リード線の半田付け。
MEスーパーの時は外しただけで終わりました。
今回は父の助け舟もなく、半田付け開始。
しかし何故か前よりも恐怖心は無くなっていて
プリズム近辺の4箇所・3箇所、
下部カバーを開けたところの3箇所を
イモ半田ながら、なんとか付けることができましたよ!!pentaxme2.JPG
いやぁ〜密集してる4箇所も少し付けにくかったですが
自分で付けられたので、これからの自信になりますね(^^)

ペンタックスはSV・MEスーパー・SP・MEと
4種類分解しましたが、造りがよく似ていて
分解しやすいです。
でも慣れた頃に大きなミスを起こす事が多いと思うので
いつまでも緊張感を持って修行に励みます!!
タグ:pentaxME
posted by ユウ at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年08月09日

ペンタックス MEsuper(PENTAX MEsuper)修理【リード線との闘い】

今回更新するのは8月1日に分解をした
ペンタックス MEsuperの お話。
(相変わらず1週遅れの更新、お許し下さい…)
このカメラはミラーが上がったままという
故障状態でした。

pentaxと言えば、私の相棒!SVくん!P1000857.JPG
でもSVくんはリード線なんて無かった…
ミラーBOXを取り外す時に
ネジをゆるめて半田が付いてない2本を
ホイホイと外すだけだったのに。。

この初めて分解するペンタックスMEsuperは
上部カバーを外すとリード線がてんこもり。
(でも分解初心者の私がそう思ってるだけで
 他にも もっと凄いリード線だらけの
 カメラがあるんだと思います…
 確かこないだ隣でチラっとみた父が修理中の
 キヤノンEOSか何かは もっとウジャウジャ
 リード線があったハズですので(-_-;))

上部カバーの外し方は
今までと似たような流れです。
巻き戻し軸を外し、巻き上げレバーを外し…
あれ?巻き上げレバーが取れない(+_+)
SVの巻き上げレバーは
上から色々部品が付いていて最後にネジを2つ外せば
レバーが取れるようになっていましたが
MEsuperは丸い形のフタの様な状態になっていて
それをゴム製の修理用具で逆ネジの方向へ回せば
取れるハズなのですが、ビクともしなかったので
薬品を少しずつフタと土台の間に数回流し込み
再度、チャレンジ!!でも取れない…(*_*)
なので、小さい木づちでフタの部分を
トントントントンと叩いてやって
軽く刺激を与えます。
さ〜もう取れるかな?!
っと思いフタを回すが取れない(>_<)
仕方なく父に頼むと…渾身の力をこめて…えいっ!!
やっと取れました。。

男の人が あれだけ力を入れて やっと取れるものをmira1.JPG
今後果たして私に取れるんでしょうか??
と今さら性別による力の違いを嘆いても仕方がないので
変なプライドは捨てて、できない時は父に助けて貰います!

と、巻き上げレバーのお話で
こんなにも盛り上がってしまいましたが
メインは これからです。
そう、ようやく巻き上げレバーも取れて
カバーのネジを幾つか外し
上部カバーを そろ〜っと開けると…
じゃじゃ〜ん!カラフルなリード線のお出ましです!!
左側には黄色・赤・肌色、
右側には赤・青・白・茶色…ひゃ〜\(◎o◎)/
もちろん、これだけ線が多いと
1本でも間違えてつけてしまえば致命傷。
なので、父からメモしておくように指示がありました。

この日も最後まで復元することなく
修行が終了してしまったので
汗をだらだら流しながら
色とりどりのリード線を半田付けすることは
できませんでした…でも外すだけでも大変でした…
おっと、リード線の話がメインではなく
ミラーが上がったままの原因を調べ、修理をするのがメイン!

どうもミラーを上げ下げするレバーの様な物の軸?にmira2.JPG
ゴム製のダンパーラバーというものが付いているのですが
それが劣化して粘っていたり、ボロボロになっているのです。
そのダンパーラバーというものは
もう1箇所、ミラーBOXの底にも別の形式で付いていて
それも劣化していた為、奇麗に取り除きました。

それにしても、最近リード線が怖い。
あんなに密着していると取るのも怖い。
でも付けるのは もっと怖い。
あぁ、リード線恐怖症(p_-)
明日も修行の日です。頑張ります(^^)v
タグ:pentax ME super
posted by ユウ at 02:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年07月20日

ペンタックスSV(PENTAX SV)修理【SVさん“長老編”】

ついにやってしまいました。
11日の修行分を次の修行日(18日)までに
更新するつもりが、ついに…ついに…
サボってしまいました〜(*_*)すみません。。
でも、11日と18日は同じカメラだったので
今日は2日間分を書かせて頂きます。お許し下さい<(_ _)>

さて、本日もアサヒペンタックスSVの分解なのですが004.JPG
タイトルにも書いてますように
今まで分解したSVさんの中で1番の長老です。
もちろんSVは かなり昔のカメラですので
どのSVさんも、それなりに年季が入っていたり
逆にとても綺麗に保管されていたりと
色んなパターンがありましたが
今回のSVさんは“長老”と名付けただけあって
外観の汚れや革の損傷・はがれ、下部カバーは
落下させてしまったのか歪んでおり
かなり痛々しい姿でした。。

ですが、そういったカメラをもう一度使いたい!
というお客様の為にも そして
長老自らが『ピカピカにしておくれ〜』と
叫んでいるような気がしたのもあり
ここから父と2日間奮闘するのであります。

まずいつものようにカメラ上部にあります、
部品達を分解していくのですが…
シャッタースピードを変えるダイヤルに付いている
ゴマみたいな小さいネジが3つあるのですが
そのうちの2つがサビていて回らない…
更に、トップカバーのファインダー付近のネジ1つも
サビていて回らない…
念の為、父にお願いしましたが やっぱり回らない。

という訳で このサビネジ3つとの闘いが始まります。007.JPG
まず小さいネジ2つは先が針金ほどの細さで
ドリル状?になっている精密ドライバーを使い
サビているネジの上から少しずつ穴を開けていきます。
手作業で数十分でしょうか、その細いドライバーで
ネジの穴を貫通させたら 
もう少し太めのドリル状ドライバーで
完全にネジの部分を取り除いてしまいます。

トップカバーの方のネジは精密ドライバーではなく
先が交換できる手動ドリル?みたいなもので
父がゴリゴリゴリゴリ穴を開けていきます。
後は上記の小さいネジと同じ作業なので省略しますが
父が穴を開けている間に私は各部品の清掃を行いました。
ビックリするほど汚れていたのが露出計のダイヤル部分。
塵とか埃の汚れではなく、推測ですが
砂とか泥のような汚れでした。
その他、上部カバーや前面のカバー・諸々の部品など
綺麗に拭いてあげると、長老が『気持ちええわ〜』って
言ってる様な気がしました(^^)v

この後、シャッターボタンが沈んだままになっていた
原因は上部カバーのシャッターボタンを囲っている部分が
サビている為だと分かったので棒状の細かいヤスリで
内側を優しく優しく擦ります。

で、いつものようにシャッター幕の軸にグリスを注入し005.JPG
油を馴染ませる為に何度かシャッターを切り
この時は問題なくシャッター幕も作動していました。
しかし2日目の日に復元して、どこか他の部分の
チェックの為に巻き上げ&シャッターを切る動作を
何度か繰り返していたら…シャッター幕が
巻き上がってない感じでシャッターも下りない。。
明らかに おかしいので再度分解してみると…
(◎o◎)前幕のリボンが切れております。。
比較的シャッター幕が綺麗だったので
リボンや幕は替えなくて大丈夫だと思っていたのですが
やはりペンタックスSVは ほとんど劣化している様ですね。

数回前の修行でリボンや幕の交換をしたので
今回もするかな…と思っていましたが
時間が迫っていた為、父がチャチャっと作り
いつのまにか貼り付けていました。
それから、シャッター幕の調整をし
全て復元してからモルトを張り替えて
レンズも清掃し、完成です!

机の上には最初に見た長老の姿ではなく
温泉に入ってさっぱりしたような
ピカピカのSVさんが佇んでいました。
『このSVさんを見て、お客さんは驚いてくれるかなぁ?
 喜んで使ってくれるかなぁ?』
そんな思いで いっぱいでした。
私が言うのも何ですが、ええ仕事やな…と思います(^^)

画像はSVさんではなく、006.JPG
レチナVCというカメラです。
(SVは以前に何度か登場してるので
 違うものを掲載しました)
余所の修理業者さんに修理をお願いされましたが
戻ってくるまでに2ヶ月掛かったにも関わらず
きちんと直ってなかった為、うちのホームページを
探して下さったお客様から御連絡を頂きました。
カメラが届いて3日目、(作業は その日1日で)
無事修理完了!お客様も心待ちにしているでしょうし
今回は特別に超特急で仕上げて返送しました。
こういう困っているお客様のお役に立てるような
技術を持っている父に只々脱帽です。
posted by ユウ at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年06月13日

ペンタックスSV(PENTAX SV)修理【3度目のSV】

今日は7日の木曜日に分解したbunkaizenbuhin.jpg
ペンタックスSVのお話を。
そう、過去に2回悪戦苦闘したSVさんです。

巻き上げ不良&シャッター不良だったので
いつもの様に巻き戻し軸・巻き上げ軸
シャッターダイヤルなどを外し
シャッター幕が巻きついている軸に
油をさして何度かシャッターを切り、
油が馴染むのを待っていたのですが
そこで父が一言…『幕から光漏れてないか?』
え?いつもと段取りが違う??

裏ブタを開けて幕をライトにかざし覗いてみると…kamisori.jpg
なんと無数の小さな穴から光が〜(>_<)
ということで、シャッター幕を
貼りかえる作業に取り掛かりました。
右側の写真は幕を根元から切り取って
根元の金具部分に残っている幕の生地を
カミソリで取り除いているところです。
薬品をカミソリにつけて、数ミリの溝を縦にガシガシ。
この動作を数十回行ったでしょうか。。
時間にすると、30分?小1時間?
ちゃんと時計は見てなかったのですが
結構長い時間掛かって綺麗に取り除きました!

で、元の幕の長さを正確に測り
代用品で幕を作成し、金具に取り付けようとしましたが
その前に金具の横に付いてるリボンが変な動きをしている…maku.jpg
よく見ると外れかけているではないですか!!
という訳で、上下のリボンも長さ等を測り
付け替える事になりました。
今日のこの作業も細かくて地味なことばかりを
していましたが、きちんと修理して使えるようになった
カメラを手にしたお客さんが喜んでくれると思うと
頑張ってしまいますよね(^^)v

上記の幕は確か先幕(前幕)で
後幕のリボンも状態が悪かった為、
同じく付け替えました。
このあと、幕が付いていた軸に復元する作業は
私には難しいと思ったのか無言で父が代わってくれ
その間に私はボディの清掃と、ミラーBOXの
注油などを行なっておりました。
そこからまだモルトの張り替えや
なんやかんやが残っていたので
私が復元するまで時間が掛かるのを気遣って
『残りは お父さんがしとくから』と
中途半端な形で その日の修行は終了しました。
こういう時は少し複雑な心境です。。

余談ですが、この日の前日に
全く別の用事で某書店に行き
たまたま修理関係の本をみつけ、勉強になるかと思い
レジへ持っていくと、レジのお姉さんが
『カメラの分解をされるんですか?』と
書店の店員さんとしては珍しく接客用語以外の
声掛けをされました。
で、今の私の状況を軽く説明すると
『私もペンタックスが旭光学の頃のカメラを持っていまして…
いつかお世話になるかもしれませんね(^^)』と
笑顔で応対してくださいました。

なかなか大手の書店で こういった会話を交わす事なんて
思ってもみなかったので、か〜なり感激したのと
こういう時、名刺があれば
いつか皆さんのお役に立てるのに…と
ちょっぴり後悔したので、
パソコン教室で名刺作成の勉強をした母に
早速、私の名刺を作ってくれるよう依頼しました!!
きちんと名刺屋さんに依頼しないところが
庶民的な修理屋さんを象徴してるでしょ?!(^^ゞ

あ、日記の更新が1週間遅れになってしまい
申し訳ありません<(_ _)>
明日も修行の日です!頑張ります!!
posted by ユウ at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年05月11日

ペンタックスSV(PENTAX SV)修理【2日間分の圧縮日記】

5月も10日が過ぎるというのに
全く日記を書いておりませんね…ごめんなさい。
実は7日の月曜日、修理の修行をしたのですが
睡眠不足の為かミスを連発してしまい
あまりにも悔しくて通常業務が終わった後に
2時間半も“自主トレ”をしてしまって
子供が寝るような時間に撃沈。
翌日も疲れが取れていないのか
ただの寝すぎなのか、本業のお仕事も忙しく
7日の修行日記を更新する予定だったのですが
全く気力・体力が残ってませんでした…すみません。

7日は以前に分解したことのある
ペンタックスSVのシャッター幕作動不良などを
修理するべく分解しはじめました。
『前に1回やったことあるやつやし
 7割か8割ぐらいは何も聞かんと出来るやろ♪』
な〜んて甘っちょろい事を頭に浮かべてた私。。

今思い出せる範囲でミスした事を書こうと思いますが
まず、巻き上げレバーなど上部についている部分を外し
カバーについているネジを2つ取って
カバーを取ろうとするが取れない。
時々カバーが変形していたりして
力を入れたりしないと取れない時もあるので
そんな状態かと思いきや…父に指摘され初めて気付く…
『ここのネジ2つ取らなあかんやん』
よく見るとファインダーのすぐ下に
そんな小さくもないネジが付いておりました。。
確か母のSVを分解した時は こんな処にネジは無かった筈。
でもカメラって車と同じような感じで
マイナーチェンジしてる事もあるんです。
要するに同じメーカーの同一機種でも
製造された年代なんかによって
ネジの位置が違うとか、プリズムの下にある
ガラス板がプラスチック製だとか。
変な先入観を持って分解しては いけませんね。。。

あとは、分解するのも元に戻すのも
うろ覚えな部分が多く いっぱいいっぱいで作業していると
巻き上げレバーを外したら何故か下に巻きつけてある
針金が『びよ〜〜ん』と飛び出す始末。
本当はレバーの上部にあるネジを2つ外さないといけないのに
そのまま外してしまったんですね。
父は元に戻してくれるんですが
この巻きつけてある針金は結構戻しにくいもので…
その針金を直している最中、
『このネジを外す事すら覚えとらんのか』と
父に思われているような気がして一気に凹みモード。

その後もレンズ周辺の前面部に付いている
薄っぺらい板状の部品が1枚どこかにいってしまって
オロオロしながら折角元に戻した部分を
また分解して探したけどみつからず…
諦めかけた時に前面部の伏せて置いていて
見えなかった部分にペタっとくっついていたのが発覚。
『はぁ〜っ』と大きな溜め息をつきながら
その日の朝、ラジオから流れてくる
浜村淳さんの誕生月占いの言葉を思い出しました…
“9月生まれの方、今日はミスを起こしやすい日です。
 くれぐれも注意してくださいね。”
さすがは浜村さん、何十年もラジオをやってるだけあって
占いも大当たりです^^;

自主トレの最中もミラーの部分が入りにくいから
入れながら巻き上げレバーを回したり
色々やってたら、シャッターを押す為の
部分を少しねじ曲げて角度を変えてしまった様で
シャッターが切れなくなったり…と
ここには書き切れないくらい色んなことをやらかして
ぐったりしながら1日を終えたのでした。。

次にSVを分解する時は絶対今日ミスしたのと
同じミスは しない!!と心に誓いながら
10日は またまたSVを分解する機会がありまして。。
ほんとは7日と10日の2日間分を
1回で書いてしまおうと思ったのですが
すっかりもうこんな時間。
次の修行までに また更新しておきます。

勉強も仕事も予習復習が大事ですね。
posted by ユウ at 01:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年04月20日

ペンタックスSP(PENTAX SP)修理【まだまだ初級編なのに…】

やっと何にも邪魔されず初めて朝から仕事ができました!
午前中はSMCタクマーのレンズを分解。
先週と同じく、絞り羽根の作動不良だったのですが
先週より絞りの粘り方がヒドかったので
ほぼ全部分解し、色んな箇所を清掃後
最後に絞り羽根1枚1枚を外し、汚れを拭き取りました。

その後、お昼休憩まで時間があったので
もう1本のレンズを分解するよう手渡され、
レンズの前にあるレンズ名などが書いてある所を
ゴムで出来たメガホンみたいな形の道具で
一生懸命外そうとしても取れない。。
薬品を外す所に何度か染み込ませて
同じ道具で外そうとしたけど、やっぱり取れない。。。
結局父が小さい木づちで何度か廻りを叩いて
ようやく取れました…悔しかった。
で、そのレンズは私に戻らず午後の分解へ…。

午後は ここ最近修理依頼の多い
アサヒ ペンタックスSPを分解し始めました。
(ほぼオーバーホールの為の分解です)
母のペンタックスSVとの違いは露出計があり
すこ〜しSVよりは構造が複雑なのです。
やはり中身を見ると ちょい複雑。
ハンダで配線を6つほど外し、ペンタプリズムも外す。
レンズ横、両サイドの皮をネジ部分が見えるまで剥がし
前面を外す。他にも諸々を外しておりますが
記載は省略します^^

この後、シャッターの切れが悪い為
数箇所に2種類のグリスを少しずつ塗りつけ
シャッターを何度か切り、油を馴染ませる。
それから少し時間が掛かりながらも
なんとか元に戻し、モルトプレーンも張り替えたのですが
上部の右側に窪みがある為、そこは少し間隔を開けて
張り付けないといけなかったのに2週間も前のことなど
すっかり忘れ…父に指摘されて『ハッしまった!』と
張り直しました。。

その他にも結構忘れている事が多々あり…
もちろん、父は終始穏やかな顔で教えてくれているし
数をこなせていないから出来なくて当たり前なのですが
素人の私なりに『これぐらいは覚えてなくて どうする!』
という所を覚えられてなくて…少し自己嫌悪。
実は この日記も“覚書”として利用しているものの
次の仕事に入る前にチェックしておらず、
『この日記を見なくても覚えているハズだ!』
と自意識過剰になっていた事を反省しています。。


今日の復習
@息を吹きかけるのはレンズだけでなくボディにも使える。
 ボディのなかなか取れない汚れには息を吹きかけてから
 薬品で拭くと結構よく取れます。

Aレンズ部横の露出計と連動しているスイッチ?は
 動きやすくする為に薬品で清掃した後、
 鉛筆の芯(B)を作動面に こすりつける。


今日は楽しさより、
『う〜ん…これから大丈夫かな…』と
修行3回目にしてテンション低めモードでしたが
いつもながら、父は40年以上もこんな細かい作業を
していたんだと 改めて尊敬&感心&脱帽です。
サラリーマンのご両親は お仕事ぶりを
お子様に見せられなくて残念ですよね。
私は父の仕事を見たり教えて貰えるので
とても有難く思います。

いつも強気で書いてた『父の技術を盗め』ってやつですが
盗むには まだまだまだまだ…まだ早い!!
修理職人への道は まだ始まったばかり…
まずは最低限の事・基本的な事を
しっかり頭に叩き込みます。
新人職人の私、頑張れ!!
posted by ユウ at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス

2007年04月05日

コニカ現場監督・ペンタックスSV修理【初めてのカメラ分解】

昨日は午前中、父がメーカー2軒と
御得意さん1軒に回っていたので
実際にカメラを触らせてもらえたのが
14時過ぎとなりました。

(尚、私にはカメラや写真に対して
 全く知識がありませんので
 専門用語や各箇所の正しい名称が分からない、
 間違っているという事が多々あるかと思われますが
 徐々に頑張って覚えますので
 今は多めに見てやってください)

まず最初に分解したのは
たぶんコニカ?の現場監督という
工事業者の方が使われるカメラで
レンズの奥?にあるモーターを部品取りするとのこと。
このカメラは昔の機械式カメラよりも
配線が少し多く、ハンダを外して また外した部分を
付け直して という作業がありました。

確か中学の技術家庭科の授業で
小さなラジオを作った時にハンダを使用した事があって
その頃を思い出しつつ、父にコツを教えてもらいながら
なんとか出来ました!これがなかなか楽しかった♪
こんなところで中学の授業が役に立つなんて…
みなさん、やっぱり義務教育を馬鹿にしてはいけません。
学校は真面目に行くもんです^^

あ、ちなみにこの部品取りしたカメラは
実際のお客様のカメラではなく、
部品取りの為に どなた様からか頂戴したカメラとの事です。
素人の私が いきなりお客様のカメラを分解することは
ありませんので ご安心下さいm(_ _)m

次に分解したのは、母が昔に購入した
アサヒペンタックスSVという一眼レフ。(母の私物です)
父が言うには、一眼レフでは一番分解しやすいとのこと。
ま〜大きさが色々ありますがネジだらけ。
かろうじてプラスかマイナスが分かるぐらいの
ゴマ粒サイズのネジもあり、無くしたら大変。
フィルムの枚数をカウントするところだったと思いますが
そこの中心のネジだけ逆ネジで『締まる・開く』の向きが
通常と逆になっていたり、カメラの中身は なかなか面白い。

で、ネジの締め方1つとってもコツがあって
だいたいネジは3つ4つが固まって止まってあるんですが
1つを『ギュ〜』っと最後まで固く締めてしまうと
きちんとその部品が入らなくなったり、他のネジが
締まらなくなってしまうので
最後まで締めてしまわずに、3つ4つをある程度締めてから
最後の『ギュ』をするらしい。『ギュ〜』じゃなくて『ギュ』。
場所によってはキツく締めてあるネジもありますが
ほとんどそんなにキツく締めてません^^

で、最後の方まで分解してまた元の形に戻さないといけませんが
外した順番やネジの箇所を覚えておかないと これまた大変。
それから、丸いレンズをシンナー?で拭く時は
レンズに『はっ』っと息を吹きかけて、外側から内側に向かって
丸く拭いていくらしい。息を吹きかけずに いきなり拭くと
レンズについてる小さなゴミやホコリなんかの上から
拭いてしまう事になるのでレンズに傷がつく可能性があると。

最後にモルトプレーンというカメラの裏ブタを開けて
フィルムが入る箇所の上下に細〜い溝があるんですが
元々付いてるのを剥がしてから新しいのを付ける。
この作業、数日前に父が某巨大カメラ店で
修理道具を買った際、素人だと思われたらしく
修理冊子みたいな薄っぺらい本を店員さんに
持って帰れと言われ、その本で予習をしていたんですが
すんごく面倒臭い、細かい作業だと思っていて
『こんなこと私にできるんだろうか…』と
少し思い悩んでいました。
しかし、さすが父は簡単な方法を知っている!
素人の私でも難なく張替えできました!!
でも企業秘密だから ここには書けません!(笑)

と、またまたギリギリに書いたので
もう5日になってしまいましたが
4月3日の総復習。

@付いてた配線の色と場所は絶対にメモ。
A部品を外した順番やネジは必ず覚えておく。
Bカメラを手に持って分解しない。
 机に置いて、固定させる。
Cレンズは息を吹きかけ、外側から円を描いて拭く。

と、こんな感じでしょうか。
非常に初歩的なお話で申し訳ない^^;
でも、私は小学生の時に父の仕事を机の横で見てたので
ネジ回しの使い方や、フィルムを挿している軸?の
特殊な外し方、レンズを拭く為のペーパーの巻き方など
結構覚えておりました。20年以上も前の事を
よく覚えてるもんですね。我ながら感心します。

初分解を終えての一言は、体が拒否反応を示さずに
楽しくできたので安心しました!
あとは、色んな種類・数をこなしていくだけです!

        『習うより慣れろ』
きっと父は心の中で そう思ってくれているハズです。
posted by ユウ at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒペンタックス